全米オープンテニス |
09.09.14 昨日、全米オープンテニスの女子シングルス準決勝をTVで見てました。 第1シードのセリーナ・ウィリアムズ VS ノーシードのキム・クライシュテルスの試合で セリーナがフットフォルト(ラインを踏んでサーブを打つこと)による失点で 相手のマッチポイントを迎えてしまった時、事件は起きました。 ラインズマン(線審)に対して、 F〇〇K YOUと喚いてしまったんです。 かなりイライラしていたのは分かっていたんですが、 ちょっと言いすぎちゃうのと思ってました。 そのラインズマンはたぶん日本人か日系人の女性で、 主審に呼ばれて説明してる時にまたまた文句をつけてしまって、 警告によるポイントでゲームセットになりました。 最初は文句をつけるセリーナに喜んでいた観客も、大ブーイングです。 勝ったキムも唖然としていました。
これを見ていて思ったんですが、 プロとしてお金を稼いでいるのなら、 試合を放棄するようなマネは絶対にしてはいけない。 お金を払って、今日の試合を楽しみに来られた観客に 彼女はどう説明するのでしょうか? 審判は厳正にジャッジして当たり前です。 確かにあの場面でのフットフォルトはKYかもしれません。 でも、その絶対絶命のピンチをどう凌いで、逆転するか? 最後の1ポイントまであきらめない姿勢に観客は 憧れるし、感動するんだと思います。 昨日のセリーナはプロ選手として最悪でした。 残念なのは、今日の記者会見でも全く反省していなかったこと。
以前、メジャーリーガーの選手が言ってました。 「野球がうまいだけじゃメジャーになれない。 人間的にもすばらしい選手にならないと。」 メジャーリーガーは尊敬されるに値する行動と人格が必要だそうです。 確かに、寄付や福祉活動には本当に熱心です。 セリーナもまだまだ勉強が必要だなぁと まだまだ発展途上のわたしが思ってしまいました。
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