アメリカザリガニ |
09.09.20 今日は日曜日ですが、全員出勤で店卸しを行いました。 朝はいつも通り7時ごろに集まり、揃い次第すぐに始めたんですが、 やはり掃除や後片付けなどで、夕方まで掛かってしまいました。 休日出勤なので、極力早く帰してあげたかったんですが、 今回は徹底的にやると決めていたので、(こんなん書くと普段適当にやってるみたいですが・・・。) 予想以上に時間が掛かりました。 弊社は1月決算なので毎年1月に年1回店卸しをするだけだったんですが、 今回初めて、中間でやろうということになりました。 それは、倉庫がきちんと整理されてないということに尽きるかもしれませんが、 店卸しをすると必ず、意外な所から意外な物が出てきます。 今回は、期の中間でもう一度倉庫の内容を全員が把握して、 無駄な仕入れを抑えて、在庫商品から優先的に出していく事を目的に行いました。
昼休みに会社の近くの「王将」へ、みんなで昼食にいったんですが、 その帰りに会社の横を流れている用水路に、 たくさんのアメリカザリガニがいるのを、社員の一人が発見しました。 社員の一人が昔ながらの釣り方(糸にスルメを付けて釣る)ですぐにHITして 釣りあげました。
昨日のニュースで、今アメリカザリガニの流通量が激減して、東京・築地市場では 高級魚介顔負けの高値で取引されているそうです。 9月中旬の卸値は1キロあたり2000円を超えており、国産の毛ガニに匹敵する高値 だそうです。 この話をその社員にしてやると、本気で売ることを考えてました。 どこに、どんな価格で、どうやって、売ればいいのか考えるのも 勉強だと思って、そのまま放置してあります。 まず、食べられることすら知らなかったみたいで、驚いてました。 フランス料理などでは普通に使われている食材ですよね、伊谷さん。
でも「なぜ急に大量発生したのかなぁ」とみんなで話し合っていたんですが、 たぶん今までも普通に存在していたんですが、 見えていなかっただけ。 だと思います。 会社から出る時はすぐに現場に走らなければいけないので、脇目も振らずで出て行ってます。 帰りも車ですっと帰ってくるので、近くの用水路に目を向けることなんて無かったと思います。
仕事においても同じことが言えます。 目は開いているのに、見えていない。 見ようとしていない。
今回は歩いたおかげで見えました。 何事も視点を変える、見る位置を変えることで また同じ景色でも違ったものが見えてくる。
同じお客様でも視点を変えて新たな需要を探ろうね。 とさりげなく言っておきましたが、 彼の心はザリガニを売ることでいっぱいって感じでした・・・
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