代表幹事ブログ
 経営力向上事業 ▲ UPDATE 11.02.02
 フォーマット
広域連携経営者クラブ
はましん
HOME > 代表幹事ブログ > 臓器移植
2011年3月 [33]  2011年2月 [28]  2011年1月 [31]  2010年12月 [31]  2010年11月 [30]  2010年10月 [32]  2010年9月 [30]  2010年8月 [31]  2010年7月 [31]  2010年6月 [30]  2010年5月 [31]  2010年4月 [30]  2010年3月 [31]  2010年2月 [28]  2010年1月 [31]  2009年12月 [31]  2009年11月 [30]  2009年10月 [31]  2009年9月 [30]  2009年8月 [31]  2009年7月 [34]  2009年6月 [30]  2009年5月 [25] 
前の記事へ:STAND UP  | 次の記事へ:秋の味覚
臓器移植

09.10.19

今年の7月に改正臓器移植法が可決されました。

 

3、4日前の新聞で、自分の家族が脳死になった場合、本人の意思が不明でも、24%の人は

臓器提供に同意するという結果が、「脳死・臓器移植」に関する全国面接世論調査で分かりました。

これは、結構大きな意味を持っています。

 

脳死からの臓器提供者は1997年の法施行後、12年間でたったの81人です。

何故こんなに少ないのか?

それは脳死判定への不安と脳死状態で身体を傷つけることへの抵抗感が大半だったそうです。

それが、今度の法改正で

・脳死を人の死と位置付けたこと

・本人の意思が不明でも家族の同意で提供できるようにしたこと

・15歳未満の子供からの臓器提供を可能にしたこと

・親族に優先提供するという意思表示ができるようにしたこと

などの点が大きく評価されています。

 

これによって、来年7月の改正臓器移植法施行後に提供数がかなり増加する

可能性がでてきました。

私、個人的には良いことだと思います。

この事によって、助かる命が一つでも増えれば、素晴らしいことだと思います。

ただ絶対に臓器提供したくない方(宗教上の理由等で)は、

生前に自らの意思を表示しておく重要性も出てきました。

でないと、家族の判断で、臓器が提供される恐れがあるからです。

 

何故こんな話をするのか?

それは、先週来て頂いたBAGZYの久保先生が1ケ月半前に臓器提供手術を受けられた

ばかりだからです。

傷口も見せて頂きました。32cmもありました。

息子さんへの腎臓移植でした。

 

結果は失敗に終わられました。

これで、息子さんは助かると思われた天国から

地獄へ付き落とされました。

でも、先週来られた方はどうでしたか?

そんな風には見えなかったでしょう。

明るくて、楽しそうで・・・。

久保先生は、わざと明るく見せられているんじゃなく、

心から今回の試練を受け止めて、久保先生以上に明るい

息子さんと前向きに移植に再チャレンジしようとされています。

今回の法改正でチャンスが広がればいいなぁと

心から思いました。

あっ、思っただけでなく行動しなければ意味がないですね。

 

というわけで行動致しました。

091019_172051.JPG

健康保険証の裏面の臓器提供意思表示欄です。

 

 

 

 

 

ブログ bottomイメージ