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 経営力向上事業 ▲ UPDATE 11.02.02
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チーズ会

10.02.01

100131_153523.JPG昨日は、またまたチーズ会なるものに参加してきました。

講師は今回も和泉 夕加里さん

(チーズプロフェッショナル協会 理事/フランス鑑評騎士・シュバリエ) です。

テーマは「ジパングチーズ見聞録」で、日本のチーズ特集でした。

ここ最近まで、チーズを作っているのは、北海道で大半が作られていたそうです。

それが、ここ最近のナチュラルチーズブームやワインブームのおかげで、

今では九州や広島など全国的に作られています。

今回は全国チーズコンクールで最優秀を獲った、大分県の

「うらけん由布院チーズ工房」さんのチーズを筆頭に

長野、北海道、沖縄、広島、宮崎のチーズを頂きました。

もちろん、ワインと一緒です。

昨日頂いた国産チーズの中で、一番おいしかったのは

広島県の「三良坂フロマージュ」さんの”フロマージュ・ド・みらさか”でした

柏の葉で包まれたソフトチーズで、本当にコクがあって味わい深いチーズでした。

それと長野県の「アトリエ・ド・フロマージュ」さんの”ブルーチーズ”も

少しブルーが苦手だった私もすごくおいしく頂けました

100131_162246.JPG

 

日本にチーズが伝わったのは、飛鳥時代、仏教の伝来と同時期でした。

それは、牛乳を7~8時間煮詰めた”蘇”というもので、今回も奈良県の

西井生乳加工販売所さんが特別に作られている”蘇”を頂きました。

なんか、まろやかで、ふわっと甘いクッキーのような感じでした。

それが、江戸時代に入り、インドから輸入した牛から「白牛酪」という

今のチーズに近いものを作り始めて、明治時代に北海道開拓により

酪農が奨励されて、国内のチーズ作りが本格化したそうです。

 

今回、参加されていた滋賀県にある古株牧場の古株(こかぶ)ちゃん。

彼女は牧場で、牛を追いながら、自家製のチーズ作りに励んでおられるそうです。

まだ、試作段階で、製品化はされていないんですが、

みんなの意見が聞きたいということで、熟成5日目くらいのチーズと

熟成が進んだチーズの2種類を持ってきてくれました。

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正直、本当においしかったです。

熟成の進んだチーズは常温でとろっとろになり、

スプーンでないと食べれない程です。

サンマルセランのようなチーズを目指して、日夜勉強中との事。

まだ若い彼女ですが、チーズに対する熱意や思いはすごく伝わってきました。

地産地消じゃないですけど、国産の安全でおいしい食材を作られて

いる、情熱をもった若い人達(大原の有機野菜作りの方とか)は、

本当に心から応援したいと思いました。

 

 

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