10.03.01

ここ最近、世界中で大地震がよく起きているように

思いませんか？

この間のハイチに続き、今度はチリです。

日本の裏側にあるチリで起きた地震の影響で、

日本の沿岸部に津波警報が発令されたのにも、

驚きました。

でも自然災害だけはどうしようもありません。

天災とはよく言ったもので、

この地球破壊の現状に、天の神様が怒っておられるのでしょうか？

「天災は忘れた頃にやってくる」

夏目漱石の弟子として知られる、科学者の寺田寅彦の言葉だそうです。

でも、ここ最近の異常気象は忘れる間もなくやってきますよね。

私の会社は水道設備資材を主に扱っていますが、

2年ほど前に銅の値段が急上昇して、

大変困ったことがありました。

ちまたでも、電線泥棒なんかが暗躍してましたよね。

バルブ類などは銅で出来ているんですが、

世界最大の銅産出国で、貯蓄量、輸出量も世界一なのがチリなんです。

今回の地震で、銅の価格がまた上昇するんではないかと

心配です。

需要が減っているのに、価格だけが上がっても

なかなか末端までは価格が浸透しません。

このデフレの中で、価格を上げるのは

大変難しいのが現状です。

でも、こんなことを書いていられるのは

まだまだ、対岸の火事の感覚なんでしょうね。

チリやハイチの人にとったら、

「銅の価格なんて知ったこっちゃないわ！」

って思っておられるでしょうね。

早期の復興をお祈りします。