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 経営力向上事業 ▲ UPDATE 11.02.02
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ドラッカー

10.03.15

100312_094339.JPG先日に書いていた、本

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」

を読みました。

やはり一気に読めましたね。

分かりやすいストーリーで書かれているので、

大変読み易いです。

最後には、不覚にも涙が出てしまいました。

女子マネージャーのみなみちゃんが、企業経営について書かれた「マネジメント」を

野球部という組織に置き換えて、組織の定義付けや顧客は誰か、

そしてマーケティング等を行い、甲子園という目標に向かって、

野球部を変革していく様が、感動も交えて描かれています。

 

その中で、書かれているドラッカーの言葉

マネージャー(経営者、管理人、監督)の資質について

 

最近は愛想よくすること、人を助けること、人づきあいをよくすることが、

マネージャーの資質として重視されている。

しかしそのようなことで十分なはずがない。

多くの人を育て、部下に一流の仕事を求め、

自らにも要求する。基準を高く定め、それを守ることを期待する。

何が正しいかだけを考え、誰が正しいかを考えない。

真摯さよりも知的な能力を評価したりはしない。

このような資質を欠く者は、いかに愛想がよく、助けになり、人づきあいがよかろうと

またいかに有能であって聡明であろうと危険である。

そのような者は、マネージャーとしても、紳士としても失格である。

マネージャーの仕事は、体系的な分析の対象となる。

マネージャーにできなければならないことは、そのほとんどが

教わらなくとも学ぶことができる。しかし、学ぶことの出来ない資質

、後天的に獲得することのできない資質、始めから身につけていなければならない

資質が、一つだけある。

才能ではない。

真摯さである。

 

 

自分はマネージャーたりえているのかどうか、

考えさせられました。そこで

真摯さとは、何だろう?

と思い、調べました。

~真面目でひたむきなこと、事を一心に行うさま~

との事です。

ただ「真摯な経営者」としての意味は、真面目なだけではなく

「一貫性がある」ということも含まれてきます。

ぶれない経営ですね。

ぶれないというのは、目的の為なら、やり方は柔軟に変えても良いと思いますが

目的をころころ変えないということですね。

 

みなみちゃんから、色々学びました。

 

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コメント(2)


近江部会  東さん

先日のブログを拝見しまして、昨日買ってきました。

いつも2~3冊並行して読んでいるので、まだ半分ぐらいですが、大変興味深く読み進めています。

 |  2010年3月15日 20:38
杉本さん

東さんの読書量は本当にすごですねぇ。
いつも感心しています。
表紙の絵からは想像できない位
為になる本だし、感動もしますよ。
また、感想教えてくださいね。

 |  2010年3月21日 10:43