ドラッカー |
10.03.15 先日に書いていた、本 「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」 を読みました。 やはり一気に読めましたね。 分かりやすいストーリーで書かれているので、 大変読み易いです。 最後には、不覚にも涙が出てしまいました。 女子マネージャーのみなみちゃんが、企業経営について書かれた「マネジメント」を 野球部という組織に置き換えて、組織の定義付けや顧客は誰か、 そしてマーケティング等を行い、甲子園という目標に向かって、 野球部を変革していく様が、感動も交えて描かれています。
その中で、書かれているドラッカーの言葉 マネージャー(経営者、管理人、監督)の資質について
最近は愛想よくすること、人を助けること、人づきあいをよくすることが、 マネージャーの資質として重視されている。 しかしそのようなことで十分なはずがない。 多くの人を育て、部下に一流の仕事を求め、 自らにも要求する。基準を高く定め、それを守ることを期待する。 何が正しいかだけを考え、誰が正しいかを考えない。 真摯さよりも知的な能力を評価したりはしない。 このような資質を欠く者は、いかに愛想がよく、助けになり、人づきあいがよかろうと またいかに有能であって聡明であろうと危険である。 そのような者は、マネージャーとしても、紳士としても失格である。 マネージャーの仕事は、体系的な分析の対象となる。 マネージャーにできなければならないことは、そのほとんどが 教わらなくとも学ぶことができる。しかし、学ぶことの出来ない資質 、後天的に獲得することのできない資質、始めから身につけていなければならない 資質が、一つだけある。 才能ではない。 真摯さである。
自分はマネージャーたりえているのかどうか、 考えさせられました。そこで 真摯さとは、何だろう? と思い、調べました。 ~真面目でひたむきなこと、事を一心に行うさま~ との事です。 ただ「真摯な経営者」としての意味は、真面目なだけではなく 「一貫性がある」ということも含まれてきます。 ぶれない経営ですね。 ぶれないというのは、目的の為なら、やり方は柔軟に変えても良いと思いますが 目的をころころ変えないということですね。
みなみちゃんから、色々学びました。
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コメント(2)
先日のブログを拝見しまして、昨日買ってきました。
いつも2~3冊並行して読んでいるので、まだ半分ぐらいですが、大変興味深く読み進めています。
東さんの読書量は本当にすごですねぇ。
いつも感心しています。
表紙の絵からは想像できない位
為になる本だし、感動もしますよ。
また、感想教えてくださいね。