10.05.18

昨日は、ついに念願の「伊那食品工業㈱」さんに行って参りました。

昨日のブログの写真にもある様に、補助席まで全て使っても乗り切れず

KK委員さんは別途レンタカーを借りてのスタートでした。

昨年から事あるごとに、「伊那食品」という名前は、JOC内で出てきていると思います。

第1回KK事業の鬼澤さんのご講演に於いても、「伊那食」の話しは出てきていましたよね。

昨日の行きのバスで話させて頂いたんですが、

実は、今期の基本方針の中にある

「いい経営者を目指し、いい会社を作る。」という言葉は

伊那食品の塚越会長のお言葉から使わせて頂いたものでした。

まさかその時点では、JOCの仲間と一緒にお伺い出来ることになるとは

夢にも思わなかったんですが・・・。

昨日は事後承諾ですが、塚越会長に

「勝手に使わせて頂いてます」と直接宣言することが出来たので、

本当に良かったです。

昨日はKK委員会による、徹底的に考え抜かれた濃密なスケジュール

のもと、大変充実した1日を過ごさせて頂きました。

噂の通り、嘘みたいにきれいな「かんてんパパガーデン」もすごかったですし

ズボンをくっつけてして下さいというトイレも、本当に清潔できれいでした。

そして、塚越会長のご講演は、本当に素晴らしかったです。

会長のイメージは社員は家族、リストラはしない等優しそうな方を

想像していましたが、お会いすると

厳しさの中に深い愛を持った方という印象を受けました。

目先に囚われず、遠きを図る経営のすばらしさ。

ブームに乗らない、作りすぎない、売りすぎない。

性善説に立って物事を考えることの良さ。

社会人として当たり前のことである、人に迷惑を掛けないこと。

5Sを徹底する。

経営の目的は人の幸せであって、利益はカス。

当たり前の事を徹底的にやることの大切さ、

社員は家族であり、助け合うのが当たり前である。

など色々お伺いしましたが、

経営者は伝道者じゃないとだめだなぁと思いました。

会長は、熱い情熱と深いコミュニケーションによって、社員に

塚越ファンを増やし、いつしか崇拝されるまでになられている。

根底にある「社員の幸せが全てに優先する」

という考えが全社員に行き渡っているんでしょうね。

3名の社員の方とのディスカッッションで、社員の方はその場に来るまで

何をするか聞かされ無いまま来られているにも関わらず、

会長や、会社の方針が浸透しているのが、受け答えにはっきりと

出ているのと、目の輝きが半端ないくらい輝いておられるのが

大変印象的でした。

目から「会社が大好き」「会社のみんなが大好き」と

言っているのが伝わってきます。

帰りのバスで一人づつ、感想発表したんですが、

その中で、どなたかが、

「3人の社員の方は、多分不思議に思ってらしたでしょうね。

自分たちはごく普通に、当たり前の事をしているだけなのに・・・・。」って

感想を述べられてました。

本当にその通りだと思います。困った仲間がいたら、誰かれなく助けるのが

当たり前、スーパーマーケットで一番遠くに車を止めるのは、他のお客さんや身体の不自由

な方の迷惑になるから当たり前、とか自主的に始業前に敷地内の掃除するのも当たり前と

「この人達は何でこんな事を聞きに、わざわざ伊那くんだりまで、来られてるんでしょう？」

って思っておられたんでしょうね

「凡事徹底」　「他人の迷惑の上に立たない、社員の幸せ」

これに尽きると改めて感じさせて頂きました。

塚越会長様、お世話頂きました伊那食品工業㈱の皆様、本当にありがとうございました。

そして、KK委員会の皆様、君たちには本当に頭が下がるばかりです。

本当に　いい委員会ですね

そして、月曜日で、13時間の拘束という悪条件にも関わらず

ご参加下さいました大変意識の高いメンバーの皆様、

本当にありがとうございました。

絶対に　いい会社にしましょうねっ

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