
餃子の王将 |
09.07.01 最近、餃子の王将の大東隆行社長をよく見かけませんか? もちろん、TV,雑誌等でですが。 外食産業が不振に陥る中、勝ち組の絶好調企業として取り上げられていますね。 既存店22ケ月連続で前年実績を上回り、売上高も予想を17億円上回る545億円、純利益も3億円 上回る32億円とこの不景気の中、すばらしい好業績です。 有名なのが、王将にはマニュアルが無いという事と、権限を大きく店長に委譲している所だそうです。 マニュアルが無いということは、画一的な店舗にはならないので店舗に個性が出る。また、 店をより良くしようとしても、マニュアルがあるとそこ止まりで マニュアル以上にも以下にもならないですよね。マクドナルドと正反対ですね。 また地域によって、店舗によってメニューが違いますよね。当然地域によって客層が違うし、そこで、 どんな定食を作ったら有利か、いかにお客様のニーズを掴むか、それを考えるのは店長だそうです。 私がよく行く171号線沿いの店舗には確かに「171定食」というのがありますわ。 出町柳店は学生に限り、30分皿洗いで食事代はタダ。とか浜松の工場地帯の店舗には健康を考えて サラダバーがあったり、住宅街ではファミリー向けに子供が似顔絵を持参したら、 餃子一人前無料とか。すべて店長の裁量で行われているそうです。 大東社長の最大のこだわりは「人」で、人間力の向上が企業の成長に繋がるという信念を持たれて います。ですから、王将の出店ペースは他の外食チェーンに比べてかなり遅いそうです。 一つの店舗、一人の店長に対して、徹底的なこだわりで作りこみをしてからしか出店しないからだ そうです。人が育たないと出店しない、だから目標1000店舗と掲げられてますが、 そう簡単には達成できないでしょうね。今で522店舗だそうです。 でもこの目標1000店舗を掲げられたのは、まだ10店かそこらの時だそうで、 「そのころ夢だった数字が目標になってきた」とおっしゃっておられるので、 間違いなく達成されるでしょう。 早い、安い、だけではだめで、そこに”うまい”があるから、うまいに価値があるから 安さが生きてくる。 成功されている方からは学ぶことがたくさんありますね。
今日は総会です。後ほどお会いしましょう
今朝の体重
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