終戦記念日 |
09.08.15 今日は64回目の終戦記念日です。 本当は敗戦記念日です。終戦記念日って言葉は、日本が終わらせた感があって好きじゃありません。 広島、長崎に原爆を落とされ、そこまでされないと降伏出来なかった当時の日本を思うと 現代に生きている自分たちはいかに幸せかを 本当はもっともっと噛みしめるべきなんでしょうね。 「平和」が当たり前になっている。 戦争を知らない世代が人口の75%になっているそうですね。 「平和教育」という言葉の基に、戦争はしてはいけないと教えられてきました。 ただ、真実を包み隠さず教えられてきたかは、疑問です。 本当の戦争の悲惨さ、自国、敵国のどちらもがやってきた事実、 どちらもがされてきた事実をすべてさらけ出すことが本当の平和教育に繋がるんじゃないでしょうか。 自分の大切なものを守るために人は闘うと聞いたことがあります。 でも冷静に相手の立場に立って考えると、それが自己中心的な考え、わがままであることが多々 あります。 平和のありがたさを感じることは、命のありがたさを感じることにも繋がると思います。 先の戦争では兵士230万人、民間人80万人が亡くなりました。 戦争とは人殺しの事です。 でも戦争中は人を殺しても処罰されるどころか、賞賛されます。 ただ、本当に喜々として兵士たちが人を殺していたかは疑問です。
今の時代に生きれていることに感謝して、尊い命を失われた人達の無念さを忘れずに そして、平和で幸せに生きていくことが、戦争で命を亡くした人達への一番の供養になると思います。
毎年、この時季になると「火垂るの墓」が放送されます。 まだ、一度も最後まで見たことがありません。 このタイトルだけでも泣けてきそうなくらい、見るのがつらい映画です。 でもこれが、戦争の現実です。今年は目をそらさずに見なくてはと、 思ってます。
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