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 経営力向上事業 ▲ UPDATE 11.02.02
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早くも有難きことに・・

09.12.03

田中です。
 

昨日は第3回経営力向上事業に参加させて頂きました。
今回も素晴らしい事業を運営頂いた経営力向上委員会のみなさま、本当にありがとうございました。
 

木下先生の魂に響く講演は僕も含め多くの人に本気で伝わったことと思います。
 

僕は当社幹部3名と一緒に行かせてもらいました。

実は3名のうちの1名は技術リーダーで、技術面での教育などを今後さらに重点して担当してもらいたいと
思っておりましたが、このところ少し元気がなく、何かあったのかな?と思いながらも聞きにくいというか、
聞いても「大丈夫です。何もないですから。・・・・」といったような感じで一人で苦悩しているかのようでした。

それよりも以前に、家庭内(子供さんのこと)でちょっと悩んでいるというのは何気なく聞いていたのですが、それが原因なのか、他にあるのかさえもわかりませんでした。

僕はずっと気になっており、今回の事業に誘うときも最初「眼科の検診日と重なっているから・・・」といった様子で自分は関わりたくないような雰囲気でした。僕も「でも会社にとっても大事なことだから、参加してほしい・・できたら日を調整できないかな?」といったところ「眼も大事ですからっ!」という言葉が返ってきました。
 

僕は「はっ!」と思い、とんでもないことを言ってしまった!作業の影響で傷めてしまったかもしれない眼の治療です。いくら会社にとって大事なことでも、それと比べてしまうなんて・・・、凄く反省して落ち込みました。
 

僕はどうしても幹部3名と一緒にこの事業に参加したかったので、すぐに木下先生の「涙の数だけ大きくなれる」という本を買いに行ってその日に読んで、彼に対する悪かった気持ちと、これから想う会社のことや、スタッフのみんなのことや、今後入ってくるまだ見ぬ新しい仲間に対することなどなど、想う自分の気持ちを綴った手紙とともに、彼の自宅まで休日に突然持っていきました。

突然訪れたことに奥様ともども驚いた様子でしたが、近くまで来たので眼の具合はどうかなと思い・・・とかなんか言いながら、本と手紙を渡して帰りました。
 

次の日は突然行って驚かしてしまったことに謝りながら、一言くらい言葉を交わしたくらいで具体的な話はありませんでした。眼科検診の重なっている都合については、彼の想いに任せようと思っていましたので今回だめでもまた次回の機会までゆっくりでもいいか・・・と思っていました。事業出欠回答締め切りの日が来ましたので彼に聞いてみました。「○○ちゃん、どう?参加できる?」と・・。
すると、彼からは「大丈夫です。行きます。」という言葉が返ってきました。とても嬉しかったです。
 

しかしながらその後も大きな変化は感じられず、相変わらず何も聞いてくれるな的な空気が感じられました。
僕の思い過ぎかもしれないですが、何かを振り払うように作業に没頭している姿もどこか余裕なく、このままでは大きな怪我や事故につながるかもしれない・・・とまで心配になってきました。
 

次の日の事業当日も朝から忙しく作業をこなしている彼の姿がありましたが、夕方にはしっかりと切り上げて
会場に来てくれました。会場では緊張もあるもののまだ表情は浮かない様子が感じられました。
 

いよいよ事業、木下先生の講演が始まり、、、

そして、感即動の講演は終わりました。
 

終わってから4人で食事をと思っておりましたので、誘ったところ彼の口から、、、
 

「実はウチの子供が2週間位前に学校の友達に大きな怪我をさせてしまって・・・・」
 

「家内も悩んでいて今日も早く帰って一日の報告を聞きながら話を聞いてやりたいので・・・、
それが最近の僕の仕事なんです。」

 

「今日はすいませんがこれで失礼します!」となんとも柔らかい表情で言ってくれました。
 

食事には一緒に行けませんでしたが、彼の抱えていた辛さと、自ら僕に口を開いてくれた嬉しさが
ドカーンと胸にきて涙がこみあげ、店に行く途中、話すことができませんでした。
 

今朝、会社で顔をあわせて僕は彼に言いました。
 

「昨日は言ってくれて本当に嬉しかった。ありがとう!」と。
 

彼も、「こちらこそ、ありがとうございました。」と言ってくれました。
 

まだほんの一歩です。これからも出来る限り彼や彼の家庭のために僕が出来ることを精一杯させて
もらおうと心に思いました。
 

今回のこんなに素晴らしい事業に参加させて頂いたお陰です。
 

JOC、ありがとうございました!
 

田中

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コメント(4)


事務局 真鍋さん

田中副代表、いつもお世話になってます。
私も家族や一緒に働く同僚、またお客様の為にも副代表のように正面から人と向き合える強い人間なります。
いろいろお書きしにくいこともあったかもしれませんが、副代表にとって大切なお話をご紹介いただきありがとうございました。

このコメントに返信する |  2009年12月 4日 17:40
寺阪さん

素晴らしいお話ですね。


この田中さんのお話に感動しました。


僕も田中さんに負けないように頑張りたいと思います。

ありがとうございます。

このコメントに返信する |  2009年12月 5日 22:49
田中久喜 (事務局 真鍋さんへの返信)

真鍋さん いつも有難うございます。昨日もお会いしていたのにすいませんでした。有難いお言葉を頂き恐縮致します。まだまだ自分にさえ正面から向き合えておりませんので、もっともっとJOCで勉強させて頂きます。これからもよろしくお願いします。

このコメントに返信する |  2009年12月 8日 09:59
田中久喜 (寺阪さんへの返信)

寺阪さん いつもいつも有難うございます。寺阪さんが情報委員会におられることで、なんか凄い安心感をもたせてもらってます。寺阪さんのJOCに対する熱い想いに支えられてる感じが心地いいのだと思います。これからもよろしくお願いします。

このコメントに返信する |  2009年12月 8日 10:03