豚のかずやん |
10.05.13
吾輩は、豚である。。。
いえいえ、西田です! いきなりすみません。。。
皆さんは、もう私が食肉に携わっている事はご存知ですよね? 「今更、何を言い出すねん!」って? そんな声が聞こえてきそうですが、実は年に何度か牛や豚の生産農家さんや肥育農家さんの牧場を訪問して、農家さん達のいろんな情報や意見、要望をお伺いするようにしてます。(逆にお客様の声を直接伝えることも忘れません) その折に、牧場には当然!牛や豚がいます。彼らを見るたびに、何かとっても悲しいような、申し訳ないような、切ないような??そんな気分になります。
そこで、今日はその豚君の気持ちになって、皆さんにいろんな事を伝えたいと思います。
(ここからは、豚のかずやんのコメントです) フランスでは、われらブタ族のことを「コション」と呼びます。 意味は、「泥だらけ」というのだそうです。 また、われわれブタを絶対に口にしない回教徒やユダヤ教の信者たちの間では、われらブタ族を引き合いにして、「いったん罪を犯した者は、その泥の中からなかなか抜け出せない」ことの例えにしているとか! いずれも我らブタ族を「不潔な野郎」と決めつけていらっしゃるようですが、われわれブタ族が、かつて「泥だらけ」の生活をしてきたのは、これまで人間様がそんな泥だらけになるような汚い住み家しか与えてくれなかったからだ! 事実、ブタ小屋といえば、田植え前の田んぼのような、ぬかるみさながらの酷いものばっかり!(怒!)
しかし、われわれの仲間は、そんな悪環境でも力強く、元気に丸々と成長した。 というのもわれわれは、人間様以上に清潔な生き物だからだ! いくら酷い環境の中でも、餌を食べるところ、寝る場所、排泄をするところをちゃんと区別しているんだよぉ~ これが、われわれブタ族がこれまでどんな悪環境の中でも力強く生き続けてきた秘訣なんだよね。 ん?人間様より清潔な訳がない?信じられない? その疑い深いところは、人間様の悪い癖だなぁ~ それでは、われらの生活ぶりをじっくりと実際に観察して見てみなよ! とは言っても、今日のような大規模養豚時代では、昔のような汚いブタ小屋など無いに等しいから、探し出す事も無理だと思うけどね!
このようにブタのかずやんが言うとおり、今の養豚場はとっても清潔で、昔のイメージは全くありません。 しかも、豚たちが清潔好きというのは本当の話です。 (われわれ人間より?というのは、どうかと思いますがねぇ) 皆さんも、これでブタのイメージって変わりましたか?
何にしても、われわれ人間の為にその生命を捧げていただいている牛様と豚様に感謝!感謝です!
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