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スーパーボウル |
11.02.08 こんにちは。藤原です。 皆さん、スーパーボウルってご存知ですか? アメリカのアメリカンフットボールリーグの優勝を決める試合で、日本の野球でいう日本シリーズみたいな大イベントです。アメリカではメジャーリーグが最もメジャーなスポーツだと思われがちですが、実はこのアメリカンフットボールは野球以上に人気のあるスポーツです。 特にチャンピオンを決めるこの試合は、全米での視聴率は毎年40%を越え、過去歴代視聴率のトップ10の半分以上を占めています。日本シリーズが紅白のレベルでみんなに視聴されているようなもので、全米ではまさにモンスターイベントです。 このスーパーボウルが昨日開催されました。時差があるため、日本での生放送は朝の8時から。仕事もあるため、生放送を録画しておいて、深夜にじっくり見ました。 しかも、昨日は幹事会。心なしか昨日の会は早く終わったような気もします(笑)。 スポーツって、結果がわかってしまうと面白みが半減しますよね。 放送局の録画放送だと、編集されているため放映時間を逆算してしまい、「もう逆転はないな」とか「追いついて延長になるな」とか予測ができてしまうので、私はついつい、生放送で観ることに、ムリなら生放送を録画して観ることにこだわってしまいます。 アメリカンフットボールって、ルールがややこしいため、いまいち日本では浸透しきりませんよね。一般的にはラグビーと何が違うの?って思っている人も多いのではないでしょうか? 一番の違いはおそらく縦パスがあること。ラグビーでは縦にパスを出せませんが、アメフトでは一定の規準の中で、1回だけ縦パスを投げることができます。この縦パスが超ド派手なスーパープレーを連発させてくれます。 それにしても、アメリカっていう国は、派手なことやオリジナルなものが好きな国ですね。 世界で最もメジャーなスポーツといわれるサッカーも、アメリカではそれほど人気はありません。たぶんあまり点が入らないサッカーよりも、100点以上平気で点が入るバスケの方が好きなんでしょうね。 ラグビーにしても、世界的にはラグビーの方がメジャーなはずなのに、わざわざルールを変えて自分たちだけのスポーツにしてしまう。 移民や人種が多いアメリカでは、そうした派手さやオリジナリティにより、自分たちのアイデンティティを確立しようとしているのかも知れません。 ついつい、長くなってしまいました。そろそろ本題です。 このアメフト、ルールが複雑なだけあって、すごく緻密なスポーツなんです。 選手一人一人に特化した役割があり、攻撃と守備でも全員選手が違います。監督やコーチ意外にも、攻撃、守備それぞれのコーディネータが存在し、タイムリーに戦術を考えます。 情報収集に始まり、戦略・戦術を練り、行動に移し、修正し、また、実行する。 これって、まさにビジネス界におけるPDCAサイクルですよね。 特に、継続して強いチームは、「修正する力」が抜群です。調子のよくない日でも、ハーフタイム時にしっかりと調整を行い、後半、爆発的に調子がよくなることも多々発生します。 ビジネスでも同じで、同じミスを何度も繰り返す、作業効率が改善されない、成長が見られないなどは、この修正する力が機能していないからなんだなと、改めてスポーツから学ぶことができました。 理解できるまでは、退屈かもしれませんが、少しでもわかってくれば、すごく観応えのあるスポーツです。よくわからんっていう方は、ぜひ一度アメフト観戦に挑戦してみてください。
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