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 経営力向上事業 ▲ UPDATE 11.02.02
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ヒウチ

09.05.27

ヒウチ.jpg皆さん、牛肉の部位で

「ヒウチ」という名前をご存知ですか

牛肉にはたくさんの部位がありますが、繊維の流れ方や特徴ごとに、およそ16部位に分けられてます。

(先日ご紹介させていただいた枝肉からです)

その中でも、一般的に呼ばれている「モモ肉」という名称はご存知ですよね

この一般的に「モモ肉」と呼ばれている部分も、さらに「ウチモモ」「ソトモモ」「ランイチ」「マル」と4部位に分かれてます。

皆さんは、「モモ肉」と聞いてどういう印象でしょう

「赤身でアッサリ」や「カロリーが低そう」などというような意見が多いと思います。

しかしながら、「モモ肉」と言っても中にはギッシリと霜降りが入って、濃厚でしっかりとした味わいのある部分もあるんです。

写真が、そんな部分の中のひとつ!「ヒウチ」です。形が「火打ち石」に似ているところから名付けられたそうです。

この「ヒウチ」はモモ肉のひとつ「マル」の中の一部分ですが、この「マル」という部位は更に「マルシン」「カメの甲」「マル皮」「ヒウチ」と4部位に分けられます。

「マル皮」と「カメの甲」は、ほとんど赤身で繊維も粗いので、ユッケに使われます。

「マルシン」も赤身ですがほどよく霜降りが入っていて、タタキやローストビーフ、刺身用、サイコロステーキなどに使います。(基本的にこれも赤身なので、中まで火を通しません)

そして「ヒウチ」は、この中で唯一霜降りギッシリの部位です。

焼肉用や刺身用、ステーキなど、何でもイケちゃう万能選手です(牛一頭で、約1.5~2kgしかとれない希少部位です)

勿論濃厚な味わいと香りです(エレガント~!)

今日から肉知識のないお友達に、

「こんな美味しい部位を知らないあなたがかわいそうだぁ~

などと、ネタに使っちゃってください 詳しくは、またまた西田までご連絡ください

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