嵯峨野部会例会 勉強会 京扇子の老舗にて |
09.12.01
皆様こんにちは~長野です。師走の候、皆様御忙しいと存じます。 さて、先週金曜日に嵯峨野部会長の木村様よりご連絡を頂き、嵯峨野の勉強会に参加してまいりました。 今回のテーマは『せっかく京都にすんでるんやし・・・』と言うことで京扇子の老舗の『宮脇売扇庵』様本店にて行われました。(京都市中京区六角通富野小大路東入) いいテーマですよね!私にお呼びがかかったのも前15期の広域連携宣言の調印を京都らしく『扇子』に調印したのです。そのときの委員長が私でして、15期の前代表幹事松田さん、前副代表幹事の嵯峨野OBの土田さん、高木さんとお声をかけていただき、プチ同窓会となりました。木村部会長は15期監査幹事で広域連携のご担当されていまして、今回の勉強会の開催にいたりました。前期があり今期があるのですねぇ~ 皆さんは扇子待たれてますか? 僕はマイ扇子は持っていなくて、今回の勉強会では扇子の歴史と何が良い扇子なのか?ということをご講義いただきました。 宮脇売扇庵さまは京扇子の老舗で創業文政6年という創業185年という素晴らしい歴史と伝統ある扇子店です。皇室もご用達のようでして、落語家さんなどの扇子も制作されております。
お話中には是非手にとっていただければというお言葉が随所に出て、実際に扇子を手に取りながら聞いて、見て、触ってそして、お値段ん十万円もする扇子も開いてみたりと、かなり緊張感もありましたが、川端様の人柄も素晴らしい方で気さくでどんな質問にも気軽にお答えいただき非常に充実した勉強会となりました。 ここで『京扇子の由来』を少しだけ・・ 古代中国から使われていた団扇(今のうちわ)のことで折りたたみのできる扇は日本で初めてつくられたようです。 中国に伝わったのが平安時代の初期宮廷で侍たちに扇を配る年中行事があったと『西宮記』に記されていたことから京の都で扇が発明されて使われていたと考えています。 最初の扇は『檜扇』と呼ばれ記録用の木簡の一方を綴り合わせて創られたもので、以後、宮中男子の持ち物 として欠かせないものとなり、平城京遺跡からも円形の檜扇が発見されているようです。 絵のある扇は平安時代からはじまり、やがて宮中女子にも広がり扇面は上絵で飾られ雅やかな身の回りものとなったようです。もっとも古い扇は京都東寺『JOC30周年記念奉納祭』仏像の腕の中から発見され、ここでもJOCと繋がっていることに驚きました!紙扇も平安時代に発見され、コレが檜扇とともに中国に伝わり、さらにヨーロッパにも広まったそうです。
左 素晴らしい先生方の書かれた扇の原画です。素晴らしいディスプレイと共に高級感と伝統を感じる本店内でした。 右 勉強会ご川端様のご好意により参加者に配られた扇子 非常に渋いお色とそしてなんと! JOCのロが! 勉強会終了後には嵯峨野部会のメンバーと前期3役プラス私で懇親会となりました。嵯峨野部会の方々晩くまでありがとうございました。木村部会長様今回本当にいい勉強となりまた、プチ同窓会楽しかったですね! 皆さんも是非、一度宮脇扇子売扇庵さんに足を運んでみてください!きっと自分好みの扇子に出会えますよ!そして、購入の際には親切にアドバイスいただけると思います。私もまた、足を運びたいと思います。 宮脇売扇庵の方々そして川端様、後席までご参加いただき貴重なお時間誠にありがとうございました。
コメント (0)
|
コメントを投稿する
|
|