10.12.02

いつもお世話になっております。
情報委員会の山崎です。

写真は私の愛用品、竹製の“尺差し“です。

私は和風内装材料の販売をしておりますが、業界内では今も尺貫法が使われています。
例えば、屏風の寸法は丈５尺５寸５分の幅2尺0寸5分などと表しています。

仕事を始めた頃は、2尺がどれ位かピンと来なくてよく父に叱られましたが、
最近では60センチよりも2尺のほうが分かりやすいです。
慣れるとは恐ろしいことですね。
紙の厚みは匁(もんめ)で表しています。
「か～ってうれしいはないちもんめ」と子供の頃に遊んだ「花一匁」の匁です。
今回、常用漢字からも外されてしまった中に【匁】が含まれていました。　
私は仕事で日常的に匁を使っているので、なんとなく寂しさを感じてしまいます。
ちなみに1尺（曲尺カネジャク）は約303㎜で、1匁は3.75ｇです。

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