相続問題 |
10.01.07 休みで読んだ「一澤信三郎帆布物語」。 一通の遺言書がもたらした、骨肉の争い。 すべてを失ったかに見えた、信三郎さんは、お金や店は 失ったけれど、信用や技術や人は失わなかった。 勝手に信三郎さんを応援する人達が続出したり、 仕入れ先や職人全員が信三郎さんについて行ったこと。 商いとは、なんぞやという事が本当に良く分かる本です。 この中で信三郎さんがおっしゃっていた 京都で商いをするということとは、 「東京では、お金や力で相手を評価することが多いやろ? でも、京都ではその人の人柄や生きる姿勢や、商売のありようが問われる。 大きいことがすごいとは、おそらく京都の人間は誰も思うてへん。 そういう風土が残っている土地なんや。」 とおっしゃってました。 これは、京都に限らずどこででも言える状況になって来ていると 思います。 良い会社はすべての人から求められ続けている限り 無くなることはありません。 この会社から買いたいと思ってもらえる会社に しなければと改めて思いました。 |
コメント(2)
言うまでもないことですが、会社に一番必要なものは存在意義であり、杉本代表の本日のアップ、まったくその通りだと思います。
そして、人様に求められる限り、その会社は成長し、結果として大きくなるのだと思います。だから自分の会社を大きくしようと思う経営者は絶対に成功しません。大きくすることは目標にはなりません。目標はより必要とされるようになることであるべきです。
分かってるのですが難しいですね。
増田理事長、コメントありがとうございます。
本当にその通りですね。
必要とされる会社になる為には
どうすればいいのか?
その答えが少しでも分かる手助けを
JOCが出来ればと、思ってます。