低価格でも美味しいお肉 |
10.01.22
西田です。 皆さん、見てください! 凄い霜降りでしょ? しかしこのお肉は、キメが粗くて硬いんです。 以前にもご紹介させていただきましたが、よく運動している筋肉はキメが粗くて硬いんですよね。 牛や豚は、4本足で歩く動物ですので、背筋はほとんど使いませんので、当然やわらかい部位になります。 このやわらかい部位が、『ロース』や『ヒレ』の部分です。 写真のお肉はカタ肉の一部で、運動量が多い分キメが粗くて硬いですが、こんなに素晴らしい霜降りが入っていますから、当然ジューシーで美味しいんです。 たとえキメが粗くて硬いお肉でも、このようにジューシーで美味しい部位は、他にもたくさんあります。 しかし硬い部位は、カレー用やシチュー用、ポトフのような煮込み料理に使われます。 そういう訳で、こんなに綺麗な霜降りなのに少し硬い部位は、価格も少し低く設定されてます。 そこで!こいつの出番です! 『ジャガード』です。 そういえば、先日のOB交流会の宴席で、山科部会の谷村先輩が、このジャガードの話をされていました。 以前にご紹介させていただいたのを、ちゃんと覚えていていただいているんですねぇ! (ありがとうございます!) このジャガードは、写真のようにたくさんの針で商品化する前のお肉の細かいスジをカットしてくれます。 これを使ってお肉の中の細かいスジをカットすることによって、そのスジが噛みきれなくて『硬い!』と感じることをなくしてくれます。 そして、少し薄い目にカットしてあげれば、なんと焼肉用でも硬くならずに美味しくいただけちゃいます。 しかも!価格が少し低く設定されている部位ですから嬉しいですよね! 勿論!もっと薄くカットして『すき焼用』に! もっともっと薄くカットして『しゃぶしゃぶ用』にもできちゃいますよぉ~ カット方法を考えれば、『低価格の部位でも美味しいお肉』に変身! 今のデフレ時代には、最高に嬉しい情報だぁ~! って、自画自賛かよぉ~ すみません。。。
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