あたりまえのことのありがたさ |
10.03.11 田中です。 娘は生まれてすぐ白血球が異常に増えて血小板と赤血球が減って脾臓や肝臓が腫れている もう何がなんだかわからないぐらい落ち込んで、「なんで俺らやねん」「こんなにいっぱい子供さんいはるのに」 娘が生まれてからは家内はずっと付ききりで病室で寝泊りをしてましたので、3歳だった長男と僕はそのことが中心となる生活を送っていましたが、頑張っている娘がいる限り、負担に感じたことは全くありませんでした。息子も3歳なのに骨髄移植の検査でびっくりするくらいの大きな注射にも負けず一緒に頑張っていました。 病院生活が続く中で、隣には小中学生の院内学級があり、そこで過ごす難病の子供達やお母さんの明るい できることが当たり前だと思っていたことが出来ない現実をしっかりと受け止めて、その当たり前のことに 娘は5ヶ月という短い命でしたけれど、彼女にとっては精一杯生きた最高の人生だったと思いますし、また 今は3人の元気な子供とともに明るく楽しい家庭と、元気で頼もしいスタッフに囲まれた仕事で本当に毎日 日常においても、難しいことや厳しいことに直面した時にも、今おかれていることの現実として受け止めて JOCの仲間や金庫の職員の方の中にも、子供さんのことで色々な悩みや辛い現実を抱えている方がおられました。でもお話してみてやっぱりそうでした。めちゃくちゃ強いです。直面する自分の境遇をしっかりと受け入れ、当たり前のように思えることでも実はそれが物凄く有難いことを滲み出るほど痛感されていました。 13年経過したこと、家や会社の環境も変わって初めて迎える命日であること、そして何より今期JOCで
田中 |
コメント(2)
本日の内容、感動しました。
最近、つくづく思うのは、このJOCの活動はまさに経営道場であり、全身全霊をかけた修行の場のように感じます。経営とは理屈ではなく、人と人のつながりであって、社員とのつながり、社員間のつながり、家族とのつながり、顧客とのつながり、取引先とのつながり、こうしたつながりが深まり、全体として良い方向に進む(皆が幸せになる)ことが経営の目的ではないだろうか、とも感じています。
以前、「長い間経営者と付き合ってきた私ですが、商売上手な人達は殆ど「良い人」であるという確信を持っています」という宋文洲氏の言葉を載せましたが、まさに良い経営者とは人のつながりを強め、全体を良い方向に持っていくことができる人なのだと感じました。
大庭監事様、とても嬉しいコメントを頂きまして有難うございます。今期は特にJOCを通して人とのつながりの有難さを痛感しております。商売を超えたところで実になっております。今期後半もますますこの流れが波紋ごとく広がるよう期待しております。今後ともよろしくご指導賜りますよう、お願い申し上げます。