らふてぃ |
10.03.27
西田です。 昨日は、洛南部会さんの送別会に参加してきました。 卒業する時に、こうして後輩たちから送別会を開いてもらえるって最高に幸せですよねぇ! しかし、もう3月後半というのに寒かったぁ~! 最近、寒い日が続いてますよねぇ。。。 こんな時は、ちょっと暖かいところのお話にしましょう~ 日本で一番暖かいところ? 。。。ハイ!沖縄ですよね! 去年の夏に家族旅行で行ってきましたぁ~ あの沖縄って、太平洋と東シナ海に囲まれて、四方を海に囲まれた 『日本の縮図』みたいですよね。 でも、なぜ?あんなに海に囲まれているのに、内地のように魚料理が発達せず、豚肉料理が発達したんでしょう??
写真は豚バラのブロックですが、沖縄では豚のロースよりもバラ肉の方が人気があると言われてます。 やはり、暑い土地ですからアッサリよりもガッツリいきたいんでしょうかねぇ。 その沖縄の豚肉料理の中でも 『らふてぇ』は、傑作中の傑作だと思います! 中国の『東坡肉(トンポーロ)』に似てますが、あえてその名を使わなかったところに、何か沖縄人の誇りみたいなものが感じられます。 『らふてぇ』は、沖縄で肥育されている黒豚(アグー豚)を使い、三枚肉(豚バラ)を使用します。 この写真は、豚バラの皮付きです。 『らふてぇ』は、豚バラを皮付きのまま調理するんですよぉ~ 勿論、皮についている毛は、いったん湯引きしてから毛根まで専用の機会や包丁できれいに除き、その後に皮付きのまま5~6センチ大の角切りにし、厚手の鉄鍋でじっくり煮込みます。 肉は、写真を見てわかるように皮の下に白い脂身の層、その下に赤身と三層になっていて、これを弱火でしっくり煮込んでいくと、まずは脂が溶け出し、この脂で皮と赤身が煮込まれる寸法です。味付けは氷砂糖と醤油がベースです。 たっぷりと時間をかけて煮込んで出来上がった『らふてぇ』は、まず皮がゼリーのようにやわらかくなっていて、しつこい脂の抜けた白い部分と赤身、そして皮の三味一体となった味が素晴らしいんです!
まるで、豚肉のオーケストラやぁ~!
そして皆さんは、『えぇ~!こ・こ・これが豚肉ですかぁ~??』って、このオーケストラ味覚に驚くことでしょう~!
最後にこの『らふてぇ』は、氷砂糖をたっぷり使って、まるで佃煮のように煮込んであるので、気温の高い沖縄でも数日間は保存できちゃいます。 まさに! 『沖縄の智恵』といったところでしょうか! これで、またまた豚肉ファンが増えたかなぁ~
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