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カラーユニバーサルデザインってご存知ですか?

10.02.20

情報委員 佐藤です。

皆さん「カラーユニバーサルデザイン」ってご存知ですか?

文字のユニバーサルデザインにつきましては、先日のブログで書かせていただきましたように、ユニバーサルデザインフォントというものが存在し、高齢の方、白内障の方にはとても見やすい文字になっていることをご紹介させていただきました。
 
今回は色のユニバーサルデザインについてお話しさせていただきます。
 
カラーユニバーサルデザインとは、さまざまな利用者が使いやすいよう考えられた配色を含めた視覚情報のデザインです。色の見え方が異なる利用者すべてに情報が正確に伝わることを目指すこのカラーユニバーサルデザインが、いま注目を集めているんです!
 
 
そもそも人間の色の見え方・感じ方(色覚)は、個人個人が持つ遺伝子のタイプによって異なります。また老化や目の疾患によっても変化します。ある人の色の見え方と別の人の色の見え方は同じではないのです。
sikizyaku.jpg
こちらをご覧ください。
 
 
 
 
 
右側の画像のように見えていらっしゃる方(正しくはP型、D型、T型と色弱の方もタイプが分かれます)が日本人男性の20人に1人、女性の500人に1人、日本全体で300万人以上いらっしゃいます。(広島県の人口に匹敵するんですよぉ~)。目の疾患によって色覚が一般と異なる人も含めると実に500万人以上にもなるのです。世界全体で見ると2億人を超えちゃいます。ご存知でしたか?
 
 
こういった色弱の方々に配慮し、誰もが同じように分かり易く情報を受けられるようにしなくてはなりません!!!
 
 
以前、阪急電車の路線図がユニバーサルデザインではないということで訴えられていたことも記憶に新しいところです。
 
では、どのようなことに気をつければカラーユニバーサルデザインになるのか!?
 
これも様々な注意点があるのですが、ここでは簡単に。
 
まずは、色の組み合わせを考える必要があります。一例ですが、緑と赤を隣同士にしたデザインは色の区別が付かず、同じ色に見えているのですよ!他にも絶対してはいけない組み合わせがたくさんあるんです。
 
あとは色への配慮だけでなく、形を工夫するなども大切です。点網掛けや線網掛けを加えることも効果的ですよね。
 

今後、益々「人にやさしい社会づくり」というものが求められてくる時代になります。是非、皆様も万人に使いやすい、伝わりやすい、判別しやすいを心掛けられてはいかがでしょうか。

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