| 前サンカク |
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09.08.11
 西田です。 皆さん、今日の部位は 前サンカクです。 先日は、コサンカクをご紹介させていただきましたが、これも同じくカタ肉(うで)の一部分です。 写真は、そのカタ肉をスライスしやすいように少し手前からカットした状態です。 写真の左上が「上ミスジ」、その下が「ミスジ」、そしてミスジの右横が「コサンカク」です。 残りの右上部分が、今日の前サンカクです。 この部位は、コサンカクとは全く違って、キメが細かくて赤身が多い部位です。 以前にもお話させていただきましたが、このカタ肉はほとんど焼肉店には登場しません。 と言いますのは、このカタ肉を焼肉用にバラしてカットしますと、とてもロスが出て原価率を上げる事になります。 結果的に、バラしたりせずに写真の状態でスライスして原価率を抑えて、すき焼用やしゃぶしゃぶ用として精肉店舗やスーパーなどで販売されてます。(飲食店でも、たまに見かけます) しかし、そのロスを抑えるカット技術があれば、これをバラして焼肉用にする事も可能ですよね? 例のジャガードや隠し包丁で、硬い部分もやわらかく食べられるようにすれば原価率も抑えられます。 すると、この前サンカクを味わう事ができます。 赤身でアッサリ系なんですが、キメが細かくてやわらかく、そして上品な香りがします。 焼肉店や飲食店では、まず見る事はないと思いますが、皆さんの知識として持っておいてください。 飲食店に行ってお肉を食べた時に、「これかな?」とか、他に「これは、いったいどの部位なんやろ?」などありましたら、是非!西田までご連絡くださいませ!
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| カートレース |
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09.08.11
 西田です。 皆さん!今月の26日(水)は、経営力向上委員会の第一回事業は、講師は鬼澤氏で 「経営とは。。。企業の存続意義が問われている~」です。 まだまだ間に合いますので、ドンドン出席してくださいね! ご連絡お待ちしております! 写真は、一昨日に河原町部会さんが主催された「カートレース・グランプリ??」に参加してきたものです。 この日は、河原町部会の方の他にも、他部会からたくさん参加されてました。 各部会さん同士で、いろいろ意見や情報を交換し合って、このように合同で例会をすると、とても盛り上がっていいと思います。 皆さんも、「部会で何か例会をしたい!」と思っても、中々人数が集まらない事ってありませんか? そういう時は、是非!事務局もしくは幹事団にご相談くださいませ!
 この日は、この業界で国際ライセンスをお持ちの河原町部会の杉原氏に無理を言って、普段は走らせてもらえない本コースでチャレンジです。 初めに全員で何人かずつに分かれて、何週かまわって練習しました。 そして、それぞれのタイムをとって、クラス分けをして本気レースです! かなり様になっていて、かっこいいでしょ? そして、最終のメインレースを制したのは、丸太町部会の垣口氏でした。(悔しいぃ~) 小雨が降る中、全員が必死になってカートレースです! 皆さん、もう既に子供のような目をしてハシャギまくってました! 毎日忙しい仕事の中、JOCの活動に参加していただいているメンバーさん達ですが、たまにはこのように童心に帰るのもいいもんですよね!
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| こっちもJOC |
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09.08.10
田中です。 今月26日は経営力向上事業です! 現在までのところ、多くの方々から参加のお声を頂いているようでめっちゃ嬉しい、ありがとうございます でもKK委員会はじめ我々幹事団もまだまだ一人でも多くのメンバーさんに来て頂きたく、 動員目標到達まであとひとふんばり、頑張ってPRして参りますので是非是非ご参加で お申し込みお願い致しますねー!!!よろしくです!! さてさてお題のJOCですが、水泳のジュニアオリンピックカップのことです。 うちの小4の娘が飛び込みをやっていて近畿代表で今月27日の競技に出場します。 横浜国際プールでの本番を前にアクアリーナでもっか猛練習です。 今日はその状況を見てきましたのでご紹介しますね。

 どうです?がんばってるでしょう~(うるうる)親ばか中!
いやぁ、でもまじで頑張ってほしいです。未来のオリンピック選手目指して!なんて
最近やっとルールも少し分かり始めましたがまだまだ複雑です。 もっと分かったらご紹介したいと思います。 
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| コサンカク |
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09.08.09
 皆さん、おはようございます。西田です。 今月の26日(水)は、経営力向上委員会(KK委員会)の第一回事業を京都信用金庫本店さんの京信ホールで行います。(受付18時~) この委員会は、杉本代表幹事が今年のテーマとされている「経営とは?」について、とことん勉強して追及し続ける委員会です。 皆さん、今!「企業の存在意義が問われている」時に、是非とも聞いていただきたい内容です! まだまだ間に合いますので、是非!出席のご連絡をくださいませ!
写真は、先程買い物に来てくれた、長岡部会の三宅君です。(三宅工務店) 彼は、バーベキューをする時は必ず買い物に来てくれます。(遠いのにありがとう!) あれもこれも食べたいと注文しようとするのを静止しながら、焼き方からカットの仕方を伝えると明るく元気に帰って行きました。 いつもこんなに明るくて元気な三宅君からは、元気をもらえるのは当然ですが、とても勢いのある彼からはいろんな事を気づかされます。  そして今日のお肉の部位は、 「コサンカク」です。 こんな名前って聞いた事ないですよね? 写真は、もう皆さんはご存知の うで(カタ肉)です。 左半分のキメが細かくてギッシリ霜降りが入っている惰円形の部位が ミスジです。 このような肉質とキメの細かさですので、焼肉用としては勿論ですが、刺身用(牛トロ)やステーキでも使える、まさに万能選手です。 このミスジは、一頭の牛から約1kg~1.5kgしかとれない、とっても希少価値の高い部位です。 そして、もう一つの右側の惰円形の部分が、今日ごしょうかいさせていただきます 「コサンカク」です。
 ミスジを取り除き、このコサンカクをアップにしてみました。 見ての通り、ギッシリと霜降りが入ってます。 精肉店の店頭では、お客様からよく「サイコロステーキにできますか?」というご質問をいただきますが、実はとてもキメが粗いんです。(ステーキは無理ですよね) ちょうど牛の肩の部分になるのですが、結構運動量が多いので、どうしてもキメが粗くなっちゃいます。(因みに、ミスジは肩甲骨の裏に貼りついているお肉です。) キメが粗いので、まず焼肉店舗に登場する事はないのですが、精肉店ではカレー用や切り落としとして販売されてます。 しかし皆さん、こんなに素晴らしい霜降りが入っているお肉です! ステーキや焼き肉用としてもいただきたいですよね? では、どうすればいいんでしょう?? そうです!以前にもご紹介させていただきましたが、やわらかくいただけるようなカットをしてあげればいいんですよね! ジャガードを使ったり、隠し包丁を入れてあげたりして、決して焼き過ぎないようにすれば、きっとやわらかくて美味しくいただけます。 しかし皆さん、焼肉屋さんに食べに行ったり、精肉店にお肉を買い物に行って、「コサンカクありますか?」なんて言っても、全く通用しないのでご注意を!
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| 肥育期間 |
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09.08.06
 昨日は、長女が映画 「ごくせん」が観たいと言うので、家内と3人で京都市中京区にある、BIVI二条の TOHOシネマズ二条に行ってきました。(長男は、サッカーの合宿です) まだ小学校二年生ですので、ポケモンのようなマンガ系の方が好むと思うのですが、長男がいつも好んでTVで観ているのを一緒になって観ているせいでしょうねぇ。 映画上映中も、キャッキャと笑って喜びながら観ていた長女が、とてもかわいくて、なんとも微笑ましい限りでした。 そしてその後の食事は、先日の研修事業の後にお世話になった、丸太町部会の伊原さんのお店 「WARAKU」さんに行きました。(長女のリクエストです) 長男と長女が、ここのピザとカルボナーラが大好きなんです!(私は、フォアグラのテリーヌが大好きです) 昨夜も、とっても美味しい白ワインをいただき、最高のディナーとなりました。(店員さん達も、とても雰囲気がいいです) こんなに美味しくて雰囲気のいいお店なんですが、価格はかなり抑えてくれてます。 皆さん、是非行ってみてくださいね! (伊原さんは、ほとんど毎日出勤されてますよぉ~)  そして、今日は黒毛和牛の肥育期間のお話です。 皆さんは、黒毛和牛がどのくらいの肥育期間で市場や皆さんの前に登場するのかご存じですか? まず、農家には繁殖を手掛ける生産農家と、その仔牛を成牛まで肥育する肥育農家とあります。(双方手掛けている農家さんのおられます) 生産農家は、牝の牛に種をつけて仔牛を産ませ、約6~7ヶ月程度肥育してから仔牛の競りに出品されます。 その仔牛を肥育農家が競りで購買し、そこから約24~30ヶ月間肥育された後に、一般の食肉市場に登場しますので、黒毛和牛は生まれてから約30~36ヶ月間の肥育期間という事になります。(昔は、もっと長く肥育されてました) 写真の牛は先日、私が日本を代表される技術者と尊敬している、宮崎県の肥育農家のKさんから購入した黒毛和牛です。
なんと!この牛の肥育期間は62ヶ月です! 聞くと、このKさんは肥育している間に愛情が湧き過ぎて出荷できなかったそうです。。。 Kさんは、「牛を育てる情熱は誰にも負けませんが、経営者としては最低ですよねぇ」と言われます。 そりゃ、62ヶ月の肥育といいますと、普通の2倍の期間、人件費もエサ代もかかってますもんねぇ。(利益がでない。。。) しかし、この完熟牛!いったいどんな味がするんでしょう??(かなり融点が低そうなので、やっぱりトロトロにトロけちゃうんでしょうねぇ) 私も今までに、こんな完熟牛は口にしたことはありません! しかしながら、毎日黒毛和牛を扱わせていただいて、そしてほとんど毎日食べさせていただいてますが、肥育農家の皆さんがこんな熱い想いで肥育されていると思うと、もっともっと感謝の気持ちを持たなくてはいけませんよね! 今日も、感謝!感謝!です。
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